もう最近、ここに書くネタも(虫のことくらいしか)あまりないし、だいぶホームページも放置していたら、何故かFacebook
が使えなくなっていた。私にはよくわからない分野なのでどうにもできないのですが…今日、ちょっとショックなことがありまして、ここに残しておこうかな…て。
何月くらいだかは曖昧なのだけど、この整骨院にもハエトリグモがよく出てくる時季がある。小虫を捕まえるので小虫が発生する時季ではありますが。
前回記事を書いた後、とてもよく『足が欠損したクモ』を見かけるようになった。自分の家にもいたし、石川台の駅にも長らく 3本しかない足で、壊れかけの巣で、じっと耐えている少し大きめのクモがいる。最近暖かい日もあるとはいえなかなか蜘蛛の巣にかかる虫も少ないみたい。手伝ってあげられないけど、最期にご馳走にありつけるといいね…と思って見ている。
院の話に戻るけど、テリトリーがあるのかないのかわからないけど、先月くらいまではずっと同じハエトリグモがいた。なぜ同じとわかるかというと、その子は右の後ろ脚が一本無かったから。
ヤホー先生いわく、クモは脱皮を繰り返して足が生えるようなのですが、その子は何日経っても何週間経っても 一向に足が生えないし、体も小さいまま。ピカチューとポッチャマが進化したがらない話を思い出した。
私はその足欠損クモに『ピョンコ』と名付け、出てくるたびに話しかけた。…虫に話しかける人ってヘンタイデスヨネ。でもペットには皆さん話しかけますから、同じ感覚です。ピョンコはおとなしい子でしたが、うちの用心棒です。他の小虫と違い悪さしません。
いつもながら、石川台には虫がたくさんいます。
もう蚊柱はいないだろう油断して 早い時間に洗濯に行くと、いまだに橋には蚊柱が出る日があります。もう本当に困るのよあれ!
賢い?クモが橋の近辺に巣を張っていたけど、たぶん必要以上に蚊が掛かりまくって巣がすごいことになっていて、クモはあまり喜んではいなさそうだった。もっとたくさんのクモがあの辺に巣を張ったら、毎年大量の蚊柱に困らされることも減るんじゃなかろうか、なんて。
院の中では、小虫が侵入する度に「ピョンコ~出番だよ~」と呼ぶけど、そうそう都合よく、肝心な時には出てこない。ピョンコの気配が無い時は仕方なく自分で小虫を捕獲し外にポイっとする。ピョンコ、本当に虫捕まえているのかぁ?
ただ、一向に大きくならないピョンコを見ると、ちゃんと食べているのか という心配に変わる。
ここ一か月ばかり、ピョンコとサイズ感が同じハエトリグモが姿を見せるようになった。ピョンコかと思って毎回見に行くが、違う子。行動範囲がやたら広くて、走るのが速い。スタコと名付けた。
それにしても最近スタコしか出てこなくなったなぁ…まさか縄張り争いして負けたとか…?
ピョンコの安否がわからないまま2~3週間経っただろうか。先週 ふと 壁の隅の方に気配を感じ、よーく見ると ピョンコがいた。
「お~、なんだ、ピョンコ無事だったかぁ!心配したぞ」久し振りにピョンコの姿を見て安心した。良かった。
しかし、今日 カップ麺の物陰に 丸まった蜘蛛を見つける。動かない。小さいチリトリで取り、それがピョンコであることを確認した。
季節の問題なのか生存競争なのかはわからないけど、、、やはり少しでも情が湧くと別れは辛い。苦しまなかったかな、幸せだったのかな て…ピョンコを木戸の下の雑草の上に置いた。
人生は長く苦しいものだから、『次の人生は~』とか『生まれ変わったら~』なんて言えないけど、ピョンコが天国で笑っていられるといいなぁと願う。
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